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2015年1月28日水曜日

フロントフォークオイルシール交換1日目 GSX-R1000

昨年、GSX-R1000の洗車時に、フロントフォークからオイルが滲んでいるのを発見。
10年以上前のバイクだが、工具の当てた跡が見つからないので、メンテされたことが無いようにみうけられた。
まぁ、フォークオイルも交換したいし、良い機会だと前向きに考えましょ。

GSX-R1000のフロントフォークオイル漏れ
スズキワールドに問い合わせたところ、部品・オイル代込みで25,000円位らしい。
しかし、年末のことだったので部品供給が年明けになると伝えられ、正月休みも活用できず放置してしまった。
グダグダしているうちに、自分で交換することにした。

スズキ純正フロントフォークオイルシール・ダストシール
発注部品
51153-40F00-0000 シ-ルオイル ¥1,100 × 2個
51156-14200-0000 リンク″ストツハ゜ ¥740 × 2個
51173-02FA0-0000 シ-ルタ″スト ¥790 × 2個

Kawasaki フォークオイル KHL15-10
Kawasaki フォークオイル KHL15-10
2本購入。
スズキ純正だと「L・01」が指定されている。
同等品で安いものを探すと、カワサキから販売されているオイルを発見。
中身はKYB製。
KYBからも同等品が発売されているのだが、なぜかコチラのほうが安い。

スズキ・GSX-R1000・K2のフロントフォークメンテナンス
パーツは届いた、工具も準備OK!作業開始!
外装なんかをスッポンポンにひん剥いてしまう。

GSX-R1000のフロントタイヤ脱着工具
ブレーキキャリパーとホイールを外す。
アクスル用工具には、ヘックスの代わりに対面幅24mmの高ナットで代用。
400円程度で売られている。

脚立スタンドで、バイクフロントをリフトアップ
脚立スタンドで、フロントをリフトアップ。
白い袋には、ブレーキホースにキャリパーの重量がかからないようキャリパーを収納。
サスを外す前に、フォークキャップボルトを緩めておきプリロード・伸び減衰も最弱にしておく。

GSX-R1000のフロント倒立サスペンション
はずしたフロント倒立サスペンション。
サスの分解には特殊工具が必要となる。

品番
09940-94930: フロントフォークスペーサーホルダー
09940-94922: ストッパープレート

しかーし、使用頻度が低く、お値段お高い特殊工具。
そんなモンは、買ってられん。 (-_-メ)
こちとら散々、自作の代用工具で乗り越えてきたんじゃー!

フロント倒立サスペンションの分解用自作特殊工具
検索すると数々の情報が出てきたので参考にして作成。

自作コイルスプリングコンプレッサーの完成!
L型アングルをカットして組み立てた。
材料費は、1,500円くらい。
ラチェット付タイダウンベルトで圧縮する。

スペーサーの穴に爪を引っ掛け、ベルトを締めこみロックナットを露出させる。
ロックナットを固定しキャップボルトを緩めると、インナーチューブを外せるようになる。

しかし、この自作工具の使い勝手が非常に悪い。
こりゃ、改良せんといかんな。

GSX-R1000の分解したフロント倒立サスペンション
ダンパーロッドの脱着はパス。

スライドメタル問題なし。

オイルは、見事に真っ黒ケッケの汚さ。
チューブ内には、オイルがしつこく残っておりダンパーロッドの上下とアウターチューブを上下に返すと出てくるので何度も繰り返す。

倒立サス・インナーチューブのチタンコート剥がれ
インナーチューブのダストシール接触部分に、チタンコート剥げ。
交換すると、どえらい値段が出てくるので現状維持。 (-_-;)

フロントフォークのオイルシール・ダストシール交換
オイルシール・ストッパーリング・ダストシールを交換する。
ここでも特殊工具の名前が挙がってくる。

品番
09940-52861: フロントフォークオイルシールインストーラー(プッシャー)

安くても4,000円以上する。
モッタイナイ。
メタルラバーを吹きかけてから、古いシールを当て打ち込んでやりゃ入る。

フロント倒立サスペンションのインナーロッド特殊工具
インナーチューブをアウター内へ慎重に挿し戻したら、インナーロッドへ針金を巻きつけておく。
これで、下記のSSTが必要なくなる。

品番
09940-50120: インナーロッドホルダー

自作のフロントフォーク油面調整ツール
オイル注入さらにSSTの名前が挙がってくる。

品番
09943-74111: フロントフォークオイルレベルゲージ

当然、いらんわい。
ブレーキのエア抜き時に活躍する、100均注射器と耐油ホースで作った自作油面調整ツール。
適当な棒にホースを固定し、指定値90mmの位置にインシュロックタイを付けただけ。

自作のフロントフォークオイルレベルゲージ
オイルを少しずつ注油したらインナーロッドに巻きつけた針金を引き、ロッドを上下させエア抜きをしてから5分ほど待ってから油面調整。

ここから、組み付けの工程に入るのだが一旦停止。
再度、スプリングを圧縮する際の自作コイルスプリングコンプレッサーを改良するため、翌日に持ち越しとする。

作業2日目へ続く

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